【望遠鏡】斜鏡の光軸合わせ
【望遠鏡】斜鏡の光軸合わせ
反射式望遠鏡の光軸
今夜の部分月食の撮影に向けて、光軸調整。最近このブログに掲載した直焦点撮影による天体写真は、光軸がズレていた模様です。光軸がズレると、写野内において二重に写ったり、ボヤけて見えるなど、解像度(視力)が落ちます。さて、接眼部から覗いてみて、自分の目の位置が斜鏡の中央にくるように調整します。鏡筒は垂直に立てた状態で行うとやりやすいと思います。
ここでは撮影のためにカメラ自身のレンズが写っていますが、目で覗いている場合は自分の目が見えます。
上にズレている「目」を下へもってくればいいので、向かって上の穴ネジをきつい方へ回せばよい。その回転のためには、まずきっちり締まっている左下・右下の穴をゆるい方へ同じ量だけ回して上の穴に「遊び」を作らせておく必要があります。その後、上の穴をきつい方へ回す。
これはファインダーの3ネジ調整法と同じやり方です。慣れれば簡単にできるはずです。
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p2k6◇解説魂
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