新機調達-4代目カラリオ
新機調達-4代目カラリオ
まずは私のこれまでのカラリオ経歴をご紹介。
初代 MJ-510C
1996年10月購入。初プリンタ。印字ドットも荒く、3色しかないカラーインクの粒々がはっきり見えて写真画質ではなかったです。耐水性もなく水に濡らすと酷く滲みます。それでも当時はパソコンの中の写真を自宅にいながらにして紙にフルカラープリントできることが素晴らしく、満足していました。2代目 PM-750C
1997年12月購入。それまで使っていたMJ-510Cが機械的に故障して印刷しなくなったので買い替え。当時、メーカーのHPで解像度は銀塩写真並みと紹介されており、そのときに初めて「銀塩写真」という言葉を知ったのです。3代目 PM-920C
2001年8月購入。それまで使っていたPM-750Cがノズル詰まりを起こして元に戻らなくなったので買い替え。CDレーベル面印刷機能が有難い新機能だったが、セッティングが面倒なのでやがて使わなくなる。印刷品質はPM750Cよりさらに向上し、カメラ屋の写真プリントと変わらないレベル。ロール紙は一度も使わなかった。4代目 PX-G5100
そして今回、PM-920Cが前回同様ノズル詰まりでハード自体の寿命が到来したことにより最新機種PX-G5100に買い替えました。その他にも機種が古くなりインクを置いていない店も増えたことと、そろそろ顔料インクが恋しくなったことが挙げられます。プリンタは本体購入後も用紙やインクの消耗品で金がかかります。その為にも染料インクよりも消耗が少ない顔料インクの導入、そしてカラーインクの単色ごとの交換が可能なところも着目点です。メーカーは用紙とインクは純正品じゃなきゃエプソンカラーにはならないよ、と主張していますがコストを削減したい方は他社製のものに手を出すのもひとつの手かもしませんね。
顔料インクとはいかなるものかと、セッティングして最初の一枚(写真)を印刷してみますと、家庭用プリンタ臭さがなく、まるで雑誌や本などの商用印刷物のような高級感がありました。解像度も素晴らしいです。写真の黒い部分は染料ではベットリした濃厚感があったのですが、顔料なのでシャドウ付近まで諧調豊かに表現されそうなので、天体写真にも向いていそうです。照明の角度を変えてテカらせると黒の表現が染料と違うのがよく判りました。ただ、色の鮮度がやや物足りない気がしました。
--------
--------