金峰山マシーロ☆
金峰山マシーロ☆
熊本市の北西端に位置する電波を発する山
たまにはお国自慢?
「電波を発する山」というのは、山の内部のマグマによる地殻変動で発する電磁波、謎の霊的な超常現象が山中で多数発生している、はたまたドキュンな山ということを意味するのでは決してなく(そもそも金峰山は火山ではありません)、海辺に立つ標高700mほどの熊本市を一望できる展望台的要素も兼ね備えた、ステキな山です(そういえば昔UFO目撃情報が多発したとかしていないとかまことしやかな噂も流れたりもしたようです)。それでは、どういう点が「電波を発する山」なのでしょうか。
まず、写真を見てください。山頂にはテレビ局のアンテナが群れをなして建っています。ここから、熊本県内に向けてテレビ局の電波が送信されているようです。まさに金が無くて高いタワーを建てられない熊本が華々しい大都市のタワーにインスパイヤされて「金峰山タワー」を建ててこれ見よがしに誇っているかのようなステキな佇まいです、いや何でもありません。
熊本市の中心部からも比較的近い山で、標高680mは、電波発信の高さとしてもちょうどいいのでしょう。
山肌が見えない森林が生い茂った山ですので(そういえば金峰山にはよく猿が出没します)、白く雪化粧するのは珍しいです。