月夜の湖(星景)【2月3日撮影】
月夜の湖(星景)【2月3日撮影】
しかし、今夜はほぼ満月。眩しい月明りが星を見えにくくしてしまいました。そこで、月明りを逆手にとって月光に照らされた地上風景を主体にした星景写真を撮影しました。
これは、熊本市にある江津湖という湖ですが、川とつながっている部分です。満月に照らされた風景を30秒の露出で捉えたものです。寒さの厳しかった今夜は湖面に氷が張っているように見えた気がしましたが、気のせいかもしれません。
昨日は熊本市でも雪が降り、標高の山では積雪した模様です。白く雪化粧した山からさそり座が昇ろうとしています。さそり座には星座線を付けてみました。この写真でアクセントとなっている枯れ木のすぐ左には青い人工的なレーザー光線みたいなものが写ってしまいましたが、人工光の一部として違和感がないレベルです。
画面中で一番明るい白い星が木星、そのすぐ右隣にあるオレンジっぽい星がさそり座の1等星、アンタレスです。ほぼ満月が西空で煌々と輝いているのですが、月と反対の東の空ですので、1分弱の露出で星も適度に写ってくれました。空の色は青空のように明るくなりましたが、大変空気が澄んでいるので地平線近くまで星が写っており、素晴らしいです。ところで、私の上に写っている糸クズのようなものが気になります。CCD面のゴミだとは思いますが流星痕のようにも見えます。
氷 |
昨晩水を溜めて外に出しておいたら厚く氷が張りました。
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