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たまねぎ☆たねまき~定植-9月~11月

たまねぎ☆たねまき~定植-9月~11月
さて、3回目となるたまねぎ栽培! なあに、まだまだ農業の知識も少ない未熟者です。
去年までは苗植えから育てましたが、今回種蒔きから収穫まで我が子のように全部世話をしたくて、播種から始めるたまねぎ栽培に取り掛かりました(栽培が難しそうなのは承知の上です)。


OP黄たまねぎ

2007年9月13日。この日はたまねぎを播種する畝の土作をしました。たまねぎは特に酸性を嫌う(?)ので苦土石灰を重点的に施行しました。あと、化成肥料。

たまねぎにも種類がありますが、これは球に近いタイプです。中生種なので、5~6月に収穫できるのでしょう。



筋蒔きで播種
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撮影日時 : 2007年9月18日 13時28分
カメラ : ニコン D70

9月18日、たまねぎの種を筋蒔きしました。当面の目標は「苗作り」なので、直線状に密植して蒔いて(筋蒔き)苗をたくさん作ります。たまねぎの種はゴマ粒のように小さく、指でつまんで慎重に溝に入れ込んでいきました。全部で100粒ぐらいは蒔いたでしょうか。これらが全部生長してくれればたくさんのタマネギが期待できるのですが、実際には丈夫な苗だけを残し間引いて、初冬に一気に定植します。

しかし、昨年9月は当地では観測史上最高の暑さで、種を蒔いて以降、連日快晴の35℃以上の猛暑日が続いてしまいました。農園の土はまるで砂漠のようにサラサラ。2日に1度ほど畑を訪れ灌水したのですが、まるで焼け石に水。2週間以上経っても全然発芽しませんでした。しかしこれも良い経験でした。土が乾燥していると発芽しないのです。たまねぎの苗作りは地植えではなく、自宅のプランターなどで作るべきだとこの時学びました。そうすれば、毎日管理できて土に適度な水分を保持できるからです。

それだけでなく、あとで地主の方に聞くとどうやら(当地では)「たまねぎの種蒔きは8月」らしいです。本では9月とか10月と書かれているが、初期生長が間に合わないそうです。結局、かなり時期遅れで心配ですが、半月後の10月2日に駄目元でやり直し播種を行いました。



10月:発芽

棒状に発芽するたまねぎ
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撮影日時 : 2007年10月19日 06時17分
カメラ : ニコン D70

たまねぎの芽でハート
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撮影日時 : 2007年10月19日 06時17分
カメラ : ニコン D70


10月初旬、ついに恵みの雨が数回降り、ついに発芽が起こりました。9月の1回目のものも一部含めて10月中旬には一斉に発芽しました。たまねぎの芽はどんなだろう、と楽しみにしていたのですが、なんといきなり1本のネギの状態で土から現れて感動しました。しかも、二つ折りの状態で。普段よく食べる野菜でも、実際に自分で栽培すると初めて見る芽や花の形に驚きや発見があって、農園を辞められない理由になるのだなあ。



11月:定植

定植準備、黒マルチ施行
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撮影日時 : 2007年11月28日 15時00分, 14時43分
カメラ : ニコン D70

越冬の為に、黒マルチを買ってきました。たまねぎ苗の越冬にマルチ施行は必ずしも必要ではありませんが、今年は万全にしたくて2畝分マルチをかけました。たまねぎはさほど乾燥に弱いわけではありませんが、当地の冬は降水量も少ないですし、乾燥を防ぐ意味もあります。さらには、雑草予防、保温の効果もあると思います。

この日の農作業は祖母が手伝って下さいました。春に貰った種芋から植えていた里芋も収穫でき、里芋は正月料理のときに美味しく頂きました。


苗植え付け
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撮影日時 : 2007年11月30日
カメラ : ニコン D70

2日後、たまねぎの苗を一気に植え付けました。マルチに最小限の穴を開けてたまねぎの根っ子を傷つけぬように土に入れ込んでいきます。この作業は、思った以上に難しいです。恐らくは50株近く植えたものと思いますが、2時間ほどかかりました。腰が痛く、疲れます(笑)ちなみに奥のほうにある似たような苗は同じく10月に植えたにんにくです。

実はこの時に植えた苗は種蒔きから育てていたものではなく、祖母が別に買ってきてくれた苗です。種蒔きから育てた自家製苗はお察しの通り遅蒔きの影響で育ちが悪く、一緒にマルチ畝へ定植しましたが、明らかに買った苗より小ぶりで弱々しかったのです。種蒔きの時期が遅過ぎたのですね。同じ時期に自宅プランターに蒔いた苗のほうが大きく育っていたので、やはり播種から始める場合は苗作りはプランター等がよく育つみたいです。

2008年の収穫レポートはまた後日お届けします。
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開始日: 2005/2/9(水)