p2k8 blog mini

イラストを中心にその他色々紹介**天体写真はこちらに移転しました→https://p2k8-net.fc2.net/

北斗七星

北斗七星

イメージ 1

1枚目:北斗七星
オリジナル撮影日時 : 2005:03:31 22:07:46
撮影地 : 熊本県阿蘇
メーカー名 : NIKON CORPORATION
機種 : NIKON D70
露出時間 : 3分29秒
レンズF値 : F4.2
レンズの焦点距離 : 35.00(mm)
レンズ情報 : 18.0-70.0(mm) F3.5-F4.5

Photoshop-E.にて画像処理 :
レベル調整,アンシャープマスク,写野左上部アンプノイズ補正

北中する北斗七星

3/31に行った天体撮影の未公開画像がまだ残っていますのでご紹介します。北斗七星は2~3等級で構成される星の並びです。ちなみに北斗七星は星座ではありません。北斗七星はおおぐま座に属しています。言い伝え話として、よく南斗六星と対比されます。南斗六星が生で、北斗七星は死に纏わる言い伝えがあるようです(詳細はよく覚えていません)。

今回の画像では、北斗七星が最も空高く昇ったときに撮っています。通常、南中というのですが、北の空の星座の場合は「正中」、若しくは「北中」と言いますね。何せ、高度がピークに達する方位が南ではなく、北ですから。北斗七星は肉眼でたやすく見つけられる星の並びです。都会でも見えますので、ぜひ探してみてはどうでしょう。ちなみに、北極星を挟んで北斗七星の反対側にはカシオペア座が見えています。北斗七星とカシオペア座は、北極星を探す目印として使われます。両者を使った北極星の探し方については各自Google等で検索していただくとして、今回の画像は南阿蘇村の峠(標高600m程)から撮ったものなので、一段と星数が多く写っています。もちろん、この画像に写っている暗い星々は、一眼レフデジカメで3分間露出したからこそ写ったわけで、8~9等星ぐらいまでは楽に写っています。もちろん、これほど暗い星々は肉眼では見えません。肉眼では見えなくても、写真には写すことが出来るんですね。

北斗七星のひしゃくの「持つとこ」の端から二番目の星はミザールとアルコル、二重星です。この画像でも星の軌跡が2本並んでいるのですぐに判るでしょう。また、おおぐま座は系外銀河の観光スポットも多いものです。M81やM82といった系外銀河は望遠鏡での観望において定番の観光スポットとなっています。


-------  ------------------
ホシミストp2k5 と1度でいいから言ってみたかった。p2k5

開始日: 2005/2/9(水)