この日の朝、美しい月と惑星のランデブーが見られました。真冬のキリッとした寒空の中、「夜の明るい天体TOP3」が集合する華やかな光景でした。
夜明け前の東空
撮影日時 : 2008年2月4日 06時32分
撮影地 :
熊本県熊本市 / カメラ :
ニコン D70
撮影方法 : 固定撮影
レンズ
F値 : F4.5
露出時間 : 4秒
左から金星、
木星、月が、ちょうどひらがなの「へ」の字に並んで見えています。
月が一番明るく、次いで金星(-4等)、
木星(-2等)と、まさに明るさTOP3が集合するのですから、大変目立ちます。これら3天体が朝焼けや夕焼けの中で集合する、という条件が揃ったのは、実は以前にもありました。
撮影日時 : 2004年11月10日 06時08分
撮影地 :
熊本県熊本市 / カメラ :
ニコン COOLPIX995
露出時間 : 4.00秒 / レンズ
F値 : F5.1
撮影方法 : 固定撮影
こちらは2004年に見られた同じ3天体の接近です。上から、
木星、月、金星と並んでいます。
この時は一直線に並んだので、今回の接近より目を引く並び方をしていますね。金星と
木星の接近や、月と金星の接近だけでも美しいので、夕焼けや朝焼けの中で3天体が接近するときは絶好のシャッターチャンスですね。最近の手ブレ補正機能の付いたコンパクトデジカメならば手持ちでもはっきり写すことが可能かもしれません。